2023年12月03日
うちには昔から鼠が住み着いていて、なかなか駆除できません。
それがうちの猫よりも好き嫌いせずに猫の餌を食べるものだから鼠にとってうちは楽園のような場所なんですよ。
それで鼠捕りの罠をしかけておくんですけど、この間、その籠に大きな鼠がかかっていました。
私を見て驚いて「ギイイイイイイイ!!!」と声を上げてひっくり返っています。
殺されるー!!と籠の中で騒いでいるのを、私も珍しい物だからしばらく眺めていたんですよ。
大きいからきっとドブネズミですね。見かけは可愛いようだけどすごく臭い!
でも見ている内に可哀想になってしまったんですよね。
それで迷ったんですけれど、もう絶対に戻ってこないで!と言って外に放してしまいました。
頼む!頼むから戻ってこないで!と祈るような気持ちでいましたが、翌日、私が部屋で過ごしていると、部屋の外で鼠の足音がして「チュウ」と言って去っていきました。
戻ってきた~!(泣)
わざわざお礼を言いに来るなんて、ネズミってそんなに頭が良いのかと驚いたんですけれど、それ以来、開き直ったかのように態度が大きくなって、以前よりもドタバタとうるさく騒ぐようになったんですよ。
以前は時折、「チュッ」と言う、あっ声が出ちゃったという風な小さな声が聞こえていたんですけど、それからははっきり「チュウ」と言って仲間と話す声が聞こえるようになりました。
人間からここに住む許可をもらったというようなくつろぎ具合なんです。
それからしばらく後に冷蔵庫のコンセントのコードをネズミに齧られて冷蔵庫が壊れました・・・
冷蔵庫が壊れるとすごく大変なんですよ!冷凍庫の中の物が全部溶けちゃうし!
父がすぐに直してくれたので事なきを得ましたが、直せない部分を齧られたら大変な事です。
次は容赦しない!という気持ちではいます・・・。
2025年04月09日
結構前の話なんですが、うちのネズミの話の続きです。
うちのネズミはまだ出続けていて、ネズミの糞尿で家が駄目になるのではないかとそこはかとなく心配する日々が続いていました。
そこで今度は父が粘着式のネズミ捕りを仕掛けた所、シートに小さめのネズミがかかっていたんですよ。
可哀想だけど可愛いなぁと眺めているとやっぱり可哀想になってきて、粘着シートからネズミを剥がそうとしたんですがうまく行きません。
それでネズミをシートごとハムスターの檻に入れて、ネズミにオリーブオイルをかけておいたら翌日には粘着シートから脱出してハムスターの家に籠っていました。
父には非常に怒られたんですけど、父もネズミを殺すのは本当は嫌なんですね。
それでネズミを飼う事を放置してくれました。ネズミは物凄く尿が臭いので外で飼っていました。
伝染病を媒介するとも言いますし、傍には置きたくないですね。
私も自分で本当に馬鹿な事をしているなとは思ったんですけど、やっぱり可愛いんですよね。
そのネズミは人間で言えば陰キャのようで、脱出はしたいんだろうけどハムスターの檻での一人暮らしに割と満足して暮らしているようでした。
ネズミは本当に用心深い動物で、人が周りにいる時には絶対に姿を現さず、気配がない時に家から出てきて回し車を回していました。
そんな日々がしばらく続いていたのですが、ある日、またネズミが粘着シートに貼りついていたんですよ。
でもハムスターの籠はもうないし・・・性別が同じという方に賭けて、二匹を同じ檻に入れてみました。
すると、もう一匹の方は人間で言えば肉食系のような性格だったらしく、陰キャのネズミが虐められる毎日が始まってしまいました。
でも、同じ場所に住んで、隠れる場所は一つしかないのですからどうしても同じ家の中で長い時間を過ごす事になります。
すると二匹は争わない距離を見つけたようで、仲良くはなりませんでしたがお互いを認め合ったようでした。
性別は同じだったようで子供は生まれませんでした。
長い間飼っていると父もネズミが可愛くなってきたようで、自分でも餌をあげたりしていました。
エサはキャットフードをあげていたんですが、これではビタミンが足りないだろうなと思ってタンポポの葉を入れてあげると、そんなに美味しくはないだろうとは思いますが喜んで食べていました。
ネズミは割と何でも食べるので、段々人間が食べるような美味しいものもあげるようになっていきました。
でも、ネズミは用心深いので、可愛いのに姿を見る事はできないんですよ。
それで透明の家を買ってきて入れてみたんですが、全く入らずにずっと逃げ惑っていたので、また隠れられるような家を入れておきました。
でも父はどうしても姿を見たかったようで、父がネズミの家を取りかえようとした時に二匹は逃げ出してしまいました。
ネズミはハムスターとは違って物凄く素早いんですよ。
檻の扉を開ける時に注意していないと逃げてしまうんですよね。
それで私も父もとてもガッカリしたんですけど、檻の暮らしは嫌だったようで二匹は帰ってきませんでした。
でもその次の日、また私の部屋の外にネズミがやって来て、チュウと言ってどこかへ去って行ったんですよ。
最初に捕まえたネズミとは別のネズミだったのにまたお礼を言いにやってきた!?
ネズミってちょっと考えられないくらい頭が良いですよ!
それで、またネズミに悩まされる日々が始まるのかなと思っていたんですが、その日を境にネズミが柱を齧る音もしなくなり、猫のご飯を荒らされることもなく、糞尿の被害もなくなって家は静かになりました。
そんなに檻で飼われるのが嫌だったのかな?とも思ったんですけど、どうも、まだこの家にいるみたいなんですよね。
時々、カタカタっとネズミ特有の物音が聞こえる事があるんですよ。
でも、迷惑をかけずに人間と共存する気になったようです。
タンポポが食べられるってわかったから?
それで、ネズミとの長年の戦いが終ったので父にとても褒められました。
うちに限って言えば、ネズミ駆除の方法はネズミを飼う事だったんですよ。
ちょっとこれはお勧めできるかわかりませんけど!
人間の手から餌をもらうほどには慣れなかったけれど、一体何を考えていたんでしょうね。
ゴキブリを殺さずに恐怖を与えると家から出て行ってくれるという話がありますけど、それと似たような現象なんだろうか?
人間と同じ家に住んで別の物を食べて暮らすって、どうしてその決断をしたんだろう?
柱をガリガリ齧るのは人間にストレスを感じてやっていたみたいだから、人間にストレスを感じなくなったのかな?
ここまで頭が良いと、おむすびころりんの昔話のように地下にネズミ帝国があってもおかしくはないなと思ってしまいました。
ネズミが五月蠅いので天変地異が起こるような時にはすぐにわかるなと思っていたんですけど、今ではネズミがいるとは思えない程に静かです。